自分でできる!ジェルネイルの基本のやり方
ジェルネイルって、固くて丈夫でしかも可愛くて、見てるだけで嬉しくなりますよね。
でも、サロンでやってもらうと両手で4,000円から、高ければ2万円もしちゃうジェルネイル。毎月サロンに行くとお金がかかりますよね。
難しそうですが、ジェルネイルって意外と簡単に自分でできちゃうんです!
今回はジェルネイルの基本をご紹介します。
ジェルネイルとは?
ジェルネイルとは、ゲル状の半液体を爪に塗り、UVライト(もしくはLEDライト)を当てることでジェルを固めるネイルのことです。
このゲルは樹脂でできていて、塗った後はマニキュアより長持ちして、爪のツヤ感も続くので最近はネイルといえばジェルを指すことも多くなっています。
ジェルネイルは爪の補強にもなるので、二枚爪など爪が弱い人が自爪を伸ばす際にもおすすめです。
ジェルネイルの種類
ジェルネイルには2種類あります。
爪の状態や希望の仕上がりを確認しながら選びましょう。
- ソフトジェル(ソークオフジェル)
現在主流のジェルネイルです。
ソフトジェルが人気の理由は、なんといってもリムーバーで簡単にオフできるところ!
アセトンが含まれるリムーバーなら、ジェルを溶かしてオフすることができます。
このソフトジェルでは、ハードジェルで使われている「プライマー」という爪の表面とジェルの接着度をあげるための専用の溶液を使用しません。
地爪の表面を傷めず、変色などのトラブがなく、柔軟性があるので、折れたり欠けたりすることが少ないのもメリットの一つです。
地爪をいかした長さ、地爪の保護をしたい人に向いた方法です。
- ハードジェル
ジェルネイルが誕生した当初からあるジェルで、ソフトジェルよりも硬いので、自爪より長さを出したい時や大きく重いストーンアートをしたい場合に向いています。
抜群の強度と透明感、装着感の軽さで人気がありますが、リムーバーで溶けないので、オフする時は「ファイル」と呼ばれる専用の道具で削る必要があります。
手間がかかり、自爪を傷つける可能性があるのでハードジェルに関しては専用サロンで施術してもらった方が良いでしょう。
今回はソフトジェルについてご紹介したいと思います。
ジェルネイルに必要な8つの基本道具を揃えよう!
- クリアジェル
ジェルネイルは水飴のような液体です。マニキュアのような強い匂いはあまりせず、無色透明なものをクリアジェルと呼びます。
クリアジェルは下の画像のようにポットに入ったものが主流ですが、普通のマニキュアのように筆で簡単に塗れるものもあります。
また、マニキュアのようにトップコートとベースコートが別々になっていることもありますが、irogelのクリアジェルはベースとしてもトップとしても使えるのでオススメです。
クリアジェル(irogel イロジェル)ベース/トップとしても使える万能ジェル(ジェルネイル用)厚労省認可化粧品
- 出版社/メーカー: loave nail
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- カラージェル
クリアジェルが着色されたものを「カラージェル」と呼びます。
マニキュアのネイルのように種類は様々で、マットな質感なものやグリッターが入ったもの、パールタイプなどがあります。
ジェルネイルで色を付けたりアートしたい場合に必要です。
ジェルネイル《抜群の発色!》Premium Gel ソークオフ プレミアムカラージェル(5g) (NC003 GoGoレッド)
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平筆
爪に水飴状のジェルを均一で塗るため、平たいジェルネイル用の筆があります。
「平筆(ひらふで)」という名前の通り、筆先が平べったくなっています。
クリアジェル用とカラージェル用で何本か用意したほうが良いでしょう。
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- ライト
ジェルを硬化させるために使います。いろいろなUV・LEDライトが売っていますが、使用するジェルと同じメーカーのものを選ぶのが無難で良いと思います。
特に、LEDタイプのライトは普通のUVライトと違い、ランプの取替えがいらないのでオススメです。
ライトによってジェルが固まる時間が違うので、注意してください。
- ジェルクリーナー
ジェルをライトで硬化させると、必ず硬化しきれなかったジェルが残ります。
その残ったジェルを拭き取るのが「ジェルクリーナー」です。
ジェルクリーナーは、ジェルを溶かすアセトンという成分が含まれていないリムーバーでも代用できます。
ネイルジェルクリーナー 60ml 未硬化ジェルを拭き取る ジェルクレンザー ジェルネイル用 ジェルクリーナー
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- ワイプ
ジェルクリーナーなど、ふき取りの際に必要なのが「ワイプ」です。
これは、キッチンペーパーや毛羽立ちにくいコットンでも代用できますので、急いで買う必要はありません。
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- ネイルファイル
ネイルファイルとは、爪の長さを整えるための「ヤスリ」のことです。
粗さに種類がありますが、まずは180グリッドのものを選ぶと使いやすいと思います。
- キューティクルリムーバー
ジェルネイルを行う際には、甘皮の処理が必要になります。
その甘皮を柔らかくするための道具で、ジェルネイルの場合はオイルフリーのものが良いでしょう。
- キューティクルストーン
通常のネイルケアでは使用しない、ジェルネイル専用の道具です。
甘皮を押し上げ、こびりついている古い角質を取り除き、接着力を高めてくれます。
ジェルネイルをするなら1本は必ず持っていたい道具です。
セラミックプッシャー 甘皮処理や細部のサンディングに最適! ストーンキューティクルプッシャー ジェルネイル
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この他にも様々なジェルネイル用の道具がありますが、まずはこの8つを揃えれば問題ありません。
単品で揃えるのが面倒なときは、初心者用のジェルネイルキットも売っていますのでそちらを買うのもいいですね。
ジェルを塗る前には必ず甘皮処理を!
道具が揃ったら、まずは爪の甘皮処理をしましょう。
甘皮処理をきちんと行わないと、せっかくのジェルネイルがすぐに剥がれてしまいます。
ジェルがきちんと定着する爪に整えるのがセルフジェルネイルの秘訣です。
甘皮処理の手順は以下のとおりです。
①爪の形をネイルファイルで整える
②甘皮にキューティクルリムーバーを塗る
③キューティクルストーンで柔らかくなった甘皮を押し上げる
※甘皮が固い場合は、再度キューティクルリムーバーを塗って数分置いてからもう一度押し上げてください。
④押し上げられた甘皮をエタノールなどのクレンザーで拭き取る
ジェルクリーナーで拭きとっても良いでしょう。
伸びた甘皮などが拭き取れず残ってしまった場合は、キューティクルニッパーで切り取ります。キューティクルニッパーがない場合は眉用の小さなハサミなどで代用してもOKです。
実際にジェルネイルを塗ってみよう!
甘皮の処理が済んだら、実際にジェルネイルを塗ってみましょう。
今回は、クリアジェルの基本的な塗り方をご紹介します。
①新品の平筆の毛を、ジェルクリーナーでよく拭く
② クリアジェルを適量、筆に取る
③クリアジェルを爪に塗る
この時、甘皮あたりにクリアジェルが付かないように、1mm程度爪の根元から離すように塗ってください。
スーッと軽く筆を動かすのがキレイに塗るコツ!
横から見て、ジェルの厚みが均一になるのが理想的です。
もし爪からジェルがはみ出た時は、すぐに綿棒ではみ出た部分を拭き取ってください。
④ライトに入れて硬化させる
ライトのメーカーによって使用時間が異なりますので、説明書をよく読んで使用してください。
これでジェルネイルの完成です。
カラージェルを塗る場合は、クリアジェルを硬化させてから同じようにカラージェルを塗っていけばOKです。
ジェルネイルをオフしよう
ジェルネイルもしばらく経つと、爪が伸びてきて浮いてくることがあります。
ジェルネイルが浮いたままにしておくと、お風呂に入った時などに爪とジェルネイルの間に水が入り込み、自爪が傷んでしまう場合があります。
爪がある程度伸びてきたり、浮いてしまった場合はジェルネイルをオフしましょう。
ジェルネイルのオフ方法は以下のとおりです。
①粗めのバッファー(ヤスリ)でジェルネイルを削る
表面に傷を付けることにより、リムーバーが浸透しやすくなります。
②爪の大きさにカットしたコットンにリムーバーを染み込ませ、爪に乗せてアルミホイルで巻く
リムーバーはすぐ乾いてしまうので、爪にリムーバー付きコットンを乗せたらアルミホイルで巻きましょう。
コットンとアルミホイルはあらかじめ切っておきましょう。
③アルミホイルを巻いた状態で20分程度待つ
リムーバーやジェルのメーカーによって待ち時間は異なりますが、20分程度置けば大抵のジェルネイルは柔らかくなっていると思います。
④アルミホイルを外し、柔らかくなったジェルネイルをウッドスティックなどで優しく取り除く
アルミホイルを外すと、ジェルネイルがほろほろと柔らかくなっているので、自爪を傷つけないようにスティックで丁寧にジェルを取り除きましょう。
以上で、ジェルネイルの基本は完了です。
道具さえ揃えてしまえば、経済的に、なにより普通のマニキュアより長持ちするネイルアートが楽しめるので、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。